新潟SST交流会 第14回活動報告
- shinada takuma
- 2020年1月12日
- 読了時間: 3分
1/12(日)第14回新潟SST交流会を実施しました。
本年最初の開催、さっそく多くの方のご参加をいただきました。
ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
解説内容
前回に引き続き、「認知のゆがみ」について解説しました。

今回解説したのはこちらの3つについてです。

「認知のゆがみ」については、
まず「認知のゆがみ」というものがあることについて知り、
自覚することが対策のひとつと言えます。
そしてみんなで考えたようなセルフトークを
おまじないのように心で唱えてみてください。
それだけでメタ認知の助けになります。

ウォーミングアップ
今回は新年最初ということと、
人数も多めに集まったということで、
久しぶりにウォーミングアップを行いました。
今回は「カタカナことばゲーム」。
3対3のチームに分かれ、
・お題(カタカナことば)を考える人
・お題を説明する人
・説明を聞いてお題を当てる人
と役割をふります。
①「お題を考える人」はホワイトボードにカタカナことばを書きます。
②「お題を説明する人」はお題について、カタカナことばなし、ジェスチャーなしで「お題を当てる人」に伝えます。
③「お題を当てる人」はなるべく早く、たくさん回答します。
この時どうしても伝わらなかったり、説明が思いつかない時は
何回でもパスできます。
正解数が多い方の勝利。
ジェスチャーを禁止することで、
ジェスチャーがコミュニケーションでどれほど大きな役割を
果たしているか実感できました。
練習
今回は(ニックネーム:Nさん)からの課題。
「悪い印象を与えないよう、自分の意見を上司に伝えるには」でした。

上司に自分の意見を伝えて、否定されると
人格まで否定されている気分になってしまうという(ニックネーム:Nさん)。
まず、(ニックネーム:Nさん)が普段どのように上司に意見を伝えているか、
実際にやってもらいました。
すでに落ち着いたトーンで丁寧に伝えることはできていたため、
さらに良くする点としてクッション言葉を入れ、
上司の近くまで行って(もしくは1対1で話せる状況をつくり)話す
という意見が出ました。
今回のスキルは
・上司の近くまで行って話をする。
・「全部通るとは思っていないのですが…」と付け加える。
・「自分の意見としては…」と付け加える。→自分の「意見」と「人格」を分ける。
でした。

練習後は伝える雰囲気がより柔らかくなった。
上司の方も落ち着いて聞くことができる環境を整えられていた。
などのフィードバックがありました。
(ニックネーム:Nさん)にも実際に上司の役になってもらい、
どんな印象を受けるか体験してもらいました。
職場で自分の意見を言うことは難しいですよね。
参加者もみんな勉強になったと思います。
色々な課題にみんなで取り組むことで
対人関係スキルが上達します。
次回は2/9(日)です。
見学だけでも大歓迎。
一緒に練習しましょう!
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