新潟SST交流会 第16回活動報告
- shinada takuma
- 2020年7月12日
- 読了時間: 2分
7/12(日)第16回新潟SST交流会を実施しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で
実に5か月ぶりの実施となりました。
「新しい生活様式」にのっとった参加にご協力いただいた皆様、
ありがとうございました。
解説内容
前回からかなり期間があいてしまったこと、
今年度最初の実施であることから
今回はSSTで重要とされる「正のフィードバック」について
解説しました。

ほめることには練習も必要。
ほめるコツを紹介したうえで、
下の写真に対してほめる練習をしてみました。

出てきたほめ言葉はこんな感じ。

今回は写真で練習をしましたが、
今度は実際に相手に対してほめる練習をしてみましょう。
ウォーミングアップ
今回はウォーミングアップとして「20の質問」をしました。
質問する側とされる側に分かれて、
質問される側が設定した「テーマ」を、
質問する側が当てるゲームです。
質問する側はYesかNoで答えられる20個の質問で
「テーマ」を推測しなければなりません。
質問する側はYesかNoの答えだけでなく、
答える際の表情や悩み方など、
非言語を読み取ることで答えに近づいていきました。
練習
今回は(ニックネーム:Eさん)からの課題。
「仕事を辞めることをどうやって伝えるか」でした。
今の仕事に疑問を感じ、辞めようと考えている(ニックネーム:Eさん)。
辞めたいという漠然とした思いだけがあり、
実際にその意思を伝えても職場に残るよう説得されてしまいそうだ、とのこと。
そこで、今回はまず「辞めたい」と伝えた時に
相手のどんな反応が想定されるか、
皆さんにアイディアを出してもらいました。

すると、(ニックネーム:Eさん)は
「職場に必要な存在なんですけど…」や
「様子を見て、あなたの働きぶりが良かったのですが…」
という相手から期待される反応に対して
「辞める」という意思を伝えにくいことがわかりました。
そこで、今回は
「職場に必要な存在なんですけど…」や
「様子を見て、あなたの働きぶりが良かったのですが…」と言われても
「辞める」と伝える練習、となりました。

今回のスキルは
・先にお礼を言う。
・口調としてはっきりと言い、意思を示す。
でした。
相手の様子をうかがいながら、
気を遣って話をしていた(ニックネーム:Eさん)でしたが、
2度目の練習のときはグループの皆さんも感じられるほど
意思をのせて言葉を発していました。
前回に続き、「辞める」ときの練習となりました。
ふりかえりでも「相手の誘いを断るのが苦手」という話が出ていました。
辞めるとき、
断るとき、
自分の言葉で相手はどう思うのか、
相手の立場で実際に感じてみることができるSSTで練習をしてみると
いいかもしれません。
次回は8/9(日)。
一緒に練習しましょう。
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