新潟SST交流会 第3回活動報告
- shinada takuma
- 2019年1月13日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年1月15日
1/13(日)第3回新潟SST交流会を実施しました。
2019年最初のSST交流会でしたが、
今回も誰もが一度は困ったことのある、
日常で使える良い練習課題に取り組みました。
ほめ体験
今回も初めての参加の方がいらっしゃったので、
ほめ体験を行いました。
常連メンバーは初めて会った人でも、
少し話しただけで良いところを見つけられるようになっています。
素晴らしい!
解説内容
今回はストレス脆弱性モデルをもとに、
・そもそもストレスとは何か。
・ストレスを溜めすぎるとどうなるか。
・ストレスを発散するスキルも必要。
・認知を変えてストレスを溜めにくくすることもできる。
ということを解説しました。

また、そのあとストレスに対処する方法はいくつもあって、
その対処法にもスキルや練習が必要である、という解説が続きます。

こちらはボクシングの練習でも行われる「肩タッチゲーム」を通して、
アクティブに理解してもらえたと思います。
また、同じ現象や対象を見ていても、
認知の仕方によってストレスが増減するという話も納得していただけたようです。

ウォーミングアップ
今回はウォーミングアップとしてはおなじみ、
「ジェスチャーゲーム」を行いました。
お題の「探偵」や「アイドル」が結構盛り上がりましたね。
非言語的コミュニケーションとそれをどう認知するか。
人によって同じ行動を見ていても認知に差があることを
実感していただけたと思います。

練習
今回は(ニックネーム:Mさん)から出していただいた課題、
「相手に嫌な思いをさせずに、頼みごとを断るにはどうするか」
について練習しました。



頼まれごとを断るというのは誰にとっても難しい課題だと思います。
グループでさらに良くするためにどうするか話し合ったところ、
・(押し切られないように)考える素振りを見せず、すぐに「できない」という。
・困った素振りをして非言語でも伝える。
・断ったあと、「代わりの人を一緒にさがします」とフォローを入れる。
というスキルが出てきました。
お手本の(ニックネーム:Aさん)が上手にロールプレイをしてくれて、
相談した(ニックネーム:Mさん)もイメージがつかめ、上手に練習できました。
感想
(ニックネーム:Mさん)
人の頼みを断る、という自分の苦手なこともSSTを通じて楽しみながら
悩みを解決できたので良かったです。
今回は練習後、おまけで
相談者の(ニックネーム:M)さんに「頼みごとを断られる」という
逆の立場も体験してもらいました。
グループで考えたスキルを使うとどのような印象を受けるか、
立場を変えて実感できるのもSSTの醍醐味ですね。
このように、日常でちょっとだけ困っていることがある人、大募集です。
一緒に練習してストレス軽減しましょう!
それではまた次回(2/10(日))、多くの方々のご参加をお待ちしています!
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