新潟SST交流会 第5回活動報告
- shinada takuma
- 2019年3月11日
- 読了時間: 3分
3/10(日)第5回新潟SST交流会を実施しました。
卒業式も終わり、春の訪れを感じさせる暖かさの中で
いつもよりまったりと会が進行したように思います。
ほめ言葉をあつめよう!
SSTにおいて、ほめることは正のフィードバックとして大切な要素とされています。
しかし、上手にほめるというのも慣れていないと難しいもの。
SSTだけでなく、普段の生活から相手をほめるだけで、
人間関係も変わってくるのではないでしょうか。
ということで、今回からみんなでほめ言葉を50音順で集める取り組みを始めました。
今回は以下の通り、初回からたくさん集まりました!

解説内容
今回は新年度を前に目標を立てる人も多いだろうということで、
「目標の立て方」について解説しました。
SSTでは目標を立てるとき、「目標」を最終的に達成したい大目標と
大目標を達成するためにクリアする小目標とに階層的に分けます。
そして小目標を次々クリアしていくため、
グループから正のフィードバック(ほめ言葉)を受けます。
正のフィードバックを受けることで自己肯定感が強まり、
小目標に取り組もうという意欲となります。

このような仕組みはSSTだけでなく様々な場面で応用できます。
新年度の目標を立てる際、是非参考にしてください。
ウォーミングアップ
今回は二段構えのウォーミングアップでした。
①口+2ゲーム
口という感じに2画付け足して成立する漢字(例:田、占…など)を
できるだけたくさん書く。
②ほめゲーム
口+2ゲームで勝った人がほめられる側となります。
他のメンバーはほめられる人のいいところを目の前で聞こえないように相談します。
相談した内容をほめられる人はまた別の人から聞きます。
「あなたの○○がすごいって話してたよ」と。
このほめゲームは人づてにほめられるところがポイントです。
人づてにほめられると、直接ほめられるよりお世辞っぽくなく
素直に受け取れる、ということを実感してもらうウォーミングアップでした。
練習
今回の課題は(ニックネーム:Sさん)から出していただいた課題、
『話をどんどんしてくるような相手との会話の切り上げ方』でした。


いろいろな都合があって会話を切り上げたいけど、
感じ悪くならないようにするのは難しい…
今回は「考え事をしたいので会話を切り上げたい」という場面
・自分の考え事を共有して(「今○○について考えててさぁ…」など)
・作業をしているように見せる(非言語で会話を切り上げたい意思を伝える)
というスキルを練習しました。
感想
(ニックネーム:Eさん)
自分も話を切り上げられずに流されてしまうタイプ。
今回の練習やスキルが参考になった。
(ニックネーム:Aさん)
SST交流会に参加するようになって、知らない人と会話する機会が増えた。
実生活でも会話がつながるようになってコミュニケーション能力が上がったような
気がする。
(ニックネーム:Nさん)
前回、会話が途切れて間が持たない、という相談をしたが、
その後、間が持たないとか気まずいと感じた覚えがない。
上手に会話できているのかも。
今回はいつもよりゆっくりと余裕をもった進行だった気がします。
次回は4/14(日)、新年度で新しい人間関係に不安がある人、大募集です。
一緒に練習しましょう!
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