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執筆者の写真shinada takuma

新潟SST交流会 第19回活動報告

10/11(日)第19回新潟SST交流会を実施しました。

秋晴れの清々しい天候の中、

今回は通常のSSTと面接対策の二本立てで

実施しました。


解説内容


今回は改めてSSTって何だろう。

認知行動療法ってどういうもの?

というところからざっくりと解説しました。



状況・出来事・他人などの外部要因と

認知・感情・行動・身体などの個人の内部要因は相互に影響します。

また認知・感情・行動・身体などの内部要因も相互に影響します。


例えば、「面接試験で不合格になった」という出来事があったとします。

それを「失敗だ、自分は面接が苦手だ」と受け止める(認知)。

すると「面接試験はもう嫌だ」と思ってしまう(感情)。

次の面接になると頭痛や吐き気がしてくる(身体)。

面接を休む(行動)。

面接を休んだことによって「自分はダメな人間だ…」と受け止める(認知)…。


このように悪循環が続き、

自己肯定感・自己効力感が低下していきます。


そこで、認知と行動にアプローチし、

問題や課題の解決を図るのが認知行動療法となります。

その認知行動療法の技法のひとつとしてSSTがあります。


練習


本日はいつも通りSSTと面接対策を二本立てで実施しました。

まずいつも通りのSST


今回は(ニックネーム:Rさん)からの課題。

「後輩に焦っている感じがしないように仕事を教えるには」でした。

今回のスキルは

・実際の作業を見せながら説明をする。

・最後に「わかった?」、「メモできた?」と言って確認する。

でした。


丁寧な言葉づかいで優しく教えていた(ニックネーム:Rさん)。

最後に確認の言葉を言うことで、焦っている感じがせず、

質問もしやすくなりました。


次に面接練習です。

以前の面接練習にも参加してくれた(ニックネーム:Sさん)がチャレンジ。

1回目の練習から非常に姿勢が良く、凛とした印象でした。


スキルとしては

・言葉と動きを分ける。

・「物をきれいに整えるのが好きなので」と、仕事が合っていると思った理由を伝える。

でした。


練習を重ねたことで、自信がつきよく通る声が出るようになりました。

また、所作もキビキビしていて非常に好印象を与えられるようになりました。

本番、頑張ってください!


何度も練習に参加してくれているメンバーも増え、

SSTの流れをよくわかってくれているので、

進行もスムーズになってきました。

初めての方も安心してお越しください。

それではまた次回、11/8(日)。

一緒に練習しましょう。

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