新潟SST交流会 第63回活動報告
- shinada takuma

- 9月17日
- 読了時間: 2分
9/14(日)に第63回新潟SST交流会を開催しました。
暑い中にも秋の気配を感じる爽やかな日、
皆さんと安心して語り合えるひとときを持つことができました。
解説内容
今回は「学習理論」について解説しました。
SSTの練習の流れは「学習理論」に基づいています。
人はどのように行動を獲得するのか、その仕組みを理解することが重要になります。
たとえば、オペラント条件づけでは、望ましい行動に対して報酬を与えることで、その行動が強化されます。
SSTでも「よい対応ができたらほめる」ことで行動を強化していきます。
また、モデリング学習として、他人の行動を観察し学ぶ仕組みを活用します。
これにより、単なる知識の習得ではなく、日常で実際に使えるスキルとして身につけることができます。
みんなどう思う?
今回、日常の中で心配に思うことや、
みんながどう思うか聞いてみたいことをシェアする時間を作りました。
SSTの練習までやらなくても、
他の人と悩みを共有したり、みんながどんな風に思うか、思ってもみなかった視点を得られるなど、有意義な時間となりました。

今後も希望があればこうした時間をとっていきたいと思います。
練習
今回は(ニックネーム:Nさん)からの課題、
「退職のあいさつをしたい」でした。
人前であいさつをする場面はとても緊張するものですが、参加者と一緒に工夫を考えました。

今回のスキルは、
・まっすぐみんなの正面を向ける立ち位置をとる
・「今までご支援ありがとうございました」と感謝を伝える
・「今後の引継ぎはしっかりしていきますので」というフレーズを言う
でした。
ロールプレイを通して実際に声に出してみることで、自信をもって気持ちを伝えることがでできました。
魔法の言葉

次回は
10/12(日) 10:00~11:30
に開催予定です。
日常の中で感じる「言いにくさ」や「どう伝えようかな」という思いを、一緒に整理してみませんか?
初めての方も大歓迎です。安心できる場で、ぜひ一緒に練習しましょう!




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