新潟SST交流会 第64回活動報告
- shinada takuma
- 33 分前
- 読了時間: 2分
10/12(日)に第64回新潟SST交流会を開催しました。
秋も深まり、心地よい風を感じる季節となりました。
今回も、皆さんと穏やかで安心できる時間を共有できたことをうれしく思います。
解説内容
今回は「認知行動SSTとは何か」について解説しました。
通常のSST(基本訓練モデル)は、社会的スキルの習得を目的とし、望ましい行動を学び・練習することに重点を置いています。
それに対して、認知行動SSTでは「行動の背景にある考え方(認知)」に焦点を当てる点が特徴です。
「なぜそう感じたのか」「どう考えた結果、その行動をとったのか」といった思考の流れを整理し、より柔軟で現実的な考え方に変えていくことで、行動をより良くしていくことを目指します。
このように、認知行動SSTでは「考え」と「行動」の両面から支援することで、より効果的なスキルの獲得につなげることを開設しました。
みんなどう思う?
今回は、ある参加者から「同僚が自分たちに情報共有をしないまま、資料を出してしまっている。そのことを注意すべきかどうか」というテーマが出されました。
「関係を悪くしたくないけれど、このままでは困る」
「どう伝えたらいいだろう」
など、さまざまな意見が交わされました。
SSTの“練習”だけでなく、こうした「みんなで考える時間」もとても大切ですね。
人によって見え方や感じ方が違うことを実感しながら、自分の考えを整理する貴重な時間となりました。
練習
今回は(ニックネーム:Sさん)からの課題、「時間を気にしない上司にどうやって時間を守ってもらうか」でした。

多くの方から、「どう伝えたら相手に伝わりやすいか」「どんな工夫ができそうか」といった意見が挙がり、問題解決法のステップに沿ってアイディアを出し合いました。今回は時間の都合でロールプレイまでは行いませんでしたが、実際の対応を考えるための多様な視点を共有でき、有意義な時間となりました。
魔法の言葉

次回は
11/9(日) 10:00~11:30
に開催予定です。
初めての方、見学のみの参加も大歓迎です。
日常で感じる「ちょっと困ったな」「どう伝えよう?」という思いを、一緒に整理しながら練習してみませんか?
安心できる場で、あなたのペースで参加できます。
ぜひ一緒に練習しましょう!
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