新潟SST交流会 第65回活動報告
- shinada takuma

- 11月13日
- 読了時間: 2分
11/9(日)に第65回新潟SST交流会を開催しました。
冬の訪れを感じる冷たい風が吹く一日でしたが、会場は穏やかな空気に包まれ、温かい学びと交流の時間となりました。
解説内容
今回は、(ニックネーム:Yさん)より「福島での研修会の内容」について共有していただきました。
テーマは「こどものSST」と「できごとから認知→自動思考への流れ」でした。

子どものSSTでは、“安心できる雰囲気づくり”や“成功体験を認識させること”が重視されるというお話が印象的でした。
また、日常の中で起こる出来事から、どのように考え(認知)が生まれ、それが自動的な思考や行動につながるのかを具体例を交えて学びました。
「できごと→認知→自動思考」の流れを整理することで、支援者としてどの段階に働きかけるかを意識できるようになります。
大人にも子どもにも応用できる内容で、皆さんからも「自分の支援場面に活かせそう」といった声が上がりました。
みんなどう思う?
今回は、参加者から「職場で相談を受ける機会が多く、いっそ相談員を目指したほうが良いのではないかと思っている」というテーマが出されました。
参加者からは、
「まずは今の立場で相談対応の経験を積むのが良いのでは」
「契約更新のタイミングで、雇用側に相談員の募集があるか確認してみては」
といった意見が出されました。
一人では悩みがちな進路やキャリアのことも、こうしてみんなで考えると新しい視点が見えてきますね。充実した話し合いとなりました。
練習
今回は(ニックネーム:Bさん)からの課題、
「(電話で)一方的に話す相手に対して、話を止めて別の話題にしたい」でした。
相手の気分を害さずに会話の流れを変えるにはどうしたらいいか、参加者全員で工夫を考えました。

今回のスキルは、
・「その話は面白そうだから会ったときにしたいな」と伝える
・「一緒に画面を見ながら話そう」と提案する
・「次に会う時の予定は?」と別の話題を用意しておく
でした。
実際に声に出して練習してみると、言い方やタイミングによって印象が大きく変わることを実感できました。
魔法の言葉

次回のご案内
次回は 12/14(日) 10:00~11:30 に開催予定です。
年の瀬の慌ただしさの中で、日常のコミュニケーションを少し立ち止まって振り返る時間を持ってみませんか?
初めての方、見学のみの方も大歓迎です。
安心できる場で、一緒に練習しましょう!




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